転職で年収を上げるには?20代が年収アップを実現する方法とコツ

ノートパソコンに表示された棒グラフと円グラフを指す手 転職の進め方・基本

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「今の給料に不満がある」「転職して年収を上げたいけど、本当に上がるの?」——そんな疑問を持っていませんか。結論から言うと、20代は年収を上げやすい時期です。ただし、上がる人と上がらない人がいます。どちらになるかは、進め方で変わります。

この記事では、なぜ転職で年収が上がるのか、上げやすいパターン・成功のステップ・避けたい落とし穴まで、分かりやすく解説します。読み終わるころには、自分が年収を上げられそうか、そのために何をすればいいかが見えてきます。

転職で年収は上がる?

転職で年収が上がる人は、一定数います。では、実際どのくらいの人が上がっているのでしょうか。

転職後の賃金の変化(前職と比べて)
転職した人の約4割が、前職より賃金アップ。
増加40.8%
変わらない25.5%
減少31.0%
出典:厚生労働省「令和7年 雇用動向調査」結果の概要「3 転職入職者の状況(3)転職入職者の賃金変動状況」表6/2026年9月12日確認。

もちろん全員が上がるわけではありませんが、進め方次第で年収アップは十分に狙えます

20代のうちは未経験の職種にも応募できる求人が多く、キャリアの方向を変えやすい時期です。年収を大きく動かすなら、選べる求人が多いうちのほうが、方向を変える余地があります。

20代前半と後半で、上がり方が違う

同じ調査を年齢の階級で見ると、20代の中でも動き方が分かれます。

前職と比べた賃金20〜24歳25〜29歳全年齢
増加55.2%49.8%40.8%
うち1割以上の増加44.2%34.2%28.2%
変わらない19.9%25.0%25.5%
減少17.5%23.9%31.0%
うち1割以上の減少10.2%16.5%21.9%
増加−減少+37.7pt+25.9pt+9.8pt
出典:厚生労働省「令和7年 雇用動向調査」結果の概要「3 転職入職者の状況(3)転職入職者の賃金変動状況」表6/2026年9月12日確認。

読み取れることが2つあります。

1つめは、20代前半は上がるときの幅が大きいことです。20〜24歳は増えた人が55.2%いて、そのうち「1割以上増えた」が44.2%。25〜29歳は増えた人が49.8%で、1割以上は34.2%です。

2つめは、後半になるほど下がる人が増えることです。減った人は20〜24歳で17.5%、25〜29歳で23.9%。「1割以上減った」も10.2%から16.5%に増えます。30〜34歳では減った人が29.0%です。

つまり20代の後半に入るほど、年収は上にも下にも動きます。25歳を過ぎてから動くなら、上がる前提ではなく、下がる場合も見たうえで条件を比べることになります。

なぜ転職で年収が上がるのか

同じ会社に居続ける場合、年収は毎年の昇給で少しずつしか上がらないのが一般的です。会社の給与テーブルの範囲を超えて、急に上がることはめったにありません。

一方、転職では“相場のリセット”が起こります。今の会社の評価ではなく、あなたのスキルや経験を、転職市場の相場で改めて値付けしてもらえるのです。今の給与が市場相場より低い場合、転職でその差が埋まることがあります。

年収を上げやすいパターン

年収アップを実現しやすいのは、次のようなケースです。

同じ職種でステップアップする

これまでの経験を活かせる同職種への転職は、即戦力として応募でき、年収も上がりやすい傾向があります。

需要の高い業界・スキルを持っている(または身につける)

人手が足りない業界や、専門性の高いスキルが求められる分野は、募集が多く出ています。ハローワークの求人でみると、有効求人倍率は営業職業従事者が2.17倍、情報処理・通信技術者が1.49倍で、全職業計の1.13倍を上回っています。

出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年6月分)参考統計表8-1(PDF)(職業別/常用・パートを除く)/2026年9月12日確認。

年収アップ転職を成功させるステップ

ステップ1:自分の市場価値(相場)を知る

今の自分がいくらで評価されるかを把握します。転職サービスの診断やエージェントへの相談で分かります。どのエージェントを使うかは転職エージェントおすすめ7選比較で比べられます。

ステップ2:年収を上げやすい方向性を決める

同職種でのステップアップか、需要の高い分野への挑戦か。方向性を決めると求人を絞りやすくなります。

ステップ3:複数社に応募して比較する

1社だけだと相場が分かりません。複数の内定を得て比較することで、より良い条件を選べます。

ステップ4:年収の話を切り出す

提示額をそのまま受けるのではなく、交渉の余地があることも。面接で「希望年収はいくらですか?」と直接聞かれたときの答え方は、転職面接でよく聞かれる質問15選で解説しています。

「年収だけ」で選ぶ落とし穴と回避法

年収アップを狙うときに注意したいのが、「年収だけ」で会社を選ぶことです。給与は上がったものの、残業が激しい・仕事内容が合わない・すぐ辞めたくなった、では本末転倒です。

見分ける場所は決まっています。内定後に受け取る労働条件通知書で、「賃金」欄の基本給(提示された年収のうち、いくらが基本給か)、所定時間外労働の有無と割増賃金率就業の場所と従事すべき業務の内容の「変更の範囲」——この3か所を見てください。「年収は上がるが激務」なのか、「入社後に勤務地や仕事が変わりうる」のかが、ここで分かります。欄ごとの見方は内定後の労働条件通知書|どこを見るかにまとめています。

出典:厚生労働省モデル労働条件通知書(PDF)2024年4月から労働条件明示のルールが変わります/2026年9月12日確認。

年収の話を、どう切り出すか

「もう少し年収を上げてほしい」と自分から企業に交渉するのは、勇気がいるし、切り出し方も難しいものです。強く言いすぎて印象を悪くしないか、と不安にもなります。

ここで選べるのは2つです。自分で切り出すか、間に人を入れるか。どちらを選ぶにしても、先に自分の相場を知っておくと、言う金額の根拠ができます。自分で切り出すなら、ステップ4がその手順です。面接で直接聞かれたときの答え方も、そこにあります。間に人を入れるなら、相手は転職エージェントです。

転職エージェントを使うかどうか

転職エージェントを使うかどうかは、自分にかかる手間に見合うだけ選択肢が広がるかで決まります。やり取りに時間は取られますし、合わなければ自分から断ることになります。

使うと決めたら、次はどこに相談するかです。相談できる先は、対象の年齢や地域で変わります。どこでも同じではありません。

type転職エージェントは、20代の転職・ITの転職・ハイキャリアの転職・営業の転職を専門のサービスとして挙げています。求人検索の勤務地は47都道府県から選べますが、求人は一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)が中心です(出典:公式サイト/2026年9月12日確認)

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typeの強みや、逆に向いていない人についてはtype転職エージェントの評判で詳しく解説しています。

まず自分の市場価値を聞いて、そのうえで交渉を任せるかどうかを決めてください。いくらになるかは、応募先と時期で変わります。

ほかのサービスも見るなら、転職エージェントおすすめ7選で対象年齢・地域・得意分野を比べられます。

年収アップのためのチェックリスト

  • 自分の市場価値(相場)を調べた
  • 年収を上げやすい方向性(同職種/需要の高い分野)を決めた
  • 複数社に応募して条件を比較する
  • 年収だけでなく働き方・仕事内容も確認する
  • 年収の話を、自分で切り出すか人に入ってもらうかを決めた

よくある質問

Q. 未経験の分野に転職すると、年収は下がりますか?
A. 一時的に下がることはありますが、需要の高い分野なら将来的に伸びる可能性があります。短期の年収だけでなく、その後の伸びも含めて考えましょう。

Q. 20代前半でも年収は上げられますか?
A. 可能です。今の給与が相場より低ければ、転職で是正できることもあります。

Q. 年収交渉をすると、印象が悪くなりませんか?
A. 提示額は労働条件の一部で、入社前に確認・相談してよいものです。ただし、どう受け取られるかは応募先によります。自分で切り出しにくいなら、間に人を入れるという選択肢もあります。

まとめ

転職は、社内の昇給では届かない年収アップを狙える大きなチャンスです。カギは、自分の市場価値を知り、上げやすい方向性を選び、年収の話を切り出す準備をしておくこと。ただし「年収だけ」で選ぶと後悔しやすいので、働き方や仕事内容もあわせて見極めましょう。まずは自分の相場を知ることから、年収アップの一歩を踏み出してみてください。

相場が分かったら、次は動き出す番です。準備から内定・退職までの流れは転職活動の進め方にまとめています。

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