未経験からITエンジニアに転職するには?20代の始め方

キーボードに手を置いて入力している手元とマグカップ 転職の進め方・基本

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「未経験だけど、ITエンジニアに転職できるのかな」「文系だし、プログラミングなんてできない」——そんな不安を感じていませんか。結論から言うと、20代の未経験なら、ITエンジニアを十分に目指せます。 実際、多くのIT企業が「未経験歓迎」で若手を採用し、入社後に育てています。

この記事では、未経験からITエンジニアになるための目指し方のルート・ステップ・つまずきやすいポイントを分かりやすく解説します。読み終わるころには、何から始めればいいかがはっきりします。

なぜ今、未経験でもITエンジニアになれるのか

IT業界は慢性的に人材が不足しており、経験者だけでは人手が足りません。経済産業省の試算では、2030年にはIT人材が最大で約79万人不足するとされています。そのため、多くの企業が「未経験でも、これから育てられる若手がほしい」と考えています。

2030年に不足するとされるIT人材
約79万人
= 経験者だけでは、到底まかなえない規模。
出典:経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2019年3月公表)/2026年9月12日確認。IT需要の伸びが最も大きいシナリオでの試算値で、需要の伸びが小さいシナリオでは不足数はこれより小さくなります。やや前の試算のため、最新の状況は公表資料もあわせてご確認ください。

もちろんこれは試算であり、そのとおりになると決まったわけではありません。ただ「経験者だけでは足りない」という前提は、未経験採用が続いている理由をよく説明しています。

厚生労働省の調査では、若年正社員の採用選考を行った事業所が、中途採用者について重視した点は「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」が72.7%で最も多く、「業務に役立つ職業経験・訓練経験」の42.3%、「学歴・経歴」の23.1%を上回っていました。ただしこれは事業所がそう答えた割合で、応募先の1社が同じだという意味ではありません。プログラミングの経験がなくても、学ぶ意欲を示せれば道はあります。文系出身のエンジニアも珍しくありません。

出典:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況」2 若年労働者の採用状況(PDF)表4(複数回答)/事業所調査の有効回答7,867事業所・有効回答率45.3%/「若年」は満15〜34歳。2026年8月23日確認

未経験から目指せる主なIT職種

ひとくちにITエンジニアと言っても、職種はさまざまです。未経験から入りやすいものには、次のようなものがあります。

インフラエンジニア(サーバー・ネットワーク)

システムの土台を支える仕事。未経験歓迎の求人が多く、研修制度も整っていることが多い入口です。

テストエンジニア(QA)

作られたシステムが正しく動くかを確認する仕事。プログラミングの深い知識がなくても始めやすい職種です。

開発エンジニア(プログラマー)

実際にコードを書いてシステムを作る仕事。未経験可の求人もありますが、基礎学習をしておくと有利です。

社内SE・ITサポート

社内のシステム運用やサポートを担う仕事。人と接する経験を活かしたい人にも向いています。

「エンジニア=バリバリ開発」というイメージだけで諦めず、入りやすい職種から始めるのも現実的な選択です。

未経験からなる2つのルート(比較)

未経験からITエンジニアを目指すルートは、大きく2つあります。

ルート内容メリットデメリット
①学んでから就職独学やスクールで基礎を学び、その後に就職スキルを持って応募でき、選択肢が広がる学習に時間・費用がかかる
②未経験求人+入社後研修未経験歓迎の求人に応募し、入社後に研修で学ぶすぐ働き始められ、給料をもらいながら学べる求人選びを誤ると教育体制が弱いことも

どちらが正解ということはありません。「早く働き始めたいなら②」「じっくり準備してから挑みたいなら①」が目安。②を選ぶ場合は、研修制度が整った会社を選ぶことが成功のカギになります。

未経験ITエンジニアになるまでのステップ

ステップ1:目指す職種をざっくり決める

インフラ・テスト・開発など、どの方向が向いていそうか考えます。分からなければ、後述のエージェントに相談してもOKです。

ステップ2:基礎に少し触れてみる

無料の学習サイトなどで、プログラミングやITの基礎に軽く触れてみましょう。「向いていそうか」の判断にもなります。

ステップ3:未経験歓迎・研修ありの求人を探す

教育体制が整った会社を選ぶのが重要。求人選びはエージェントに手伝ってもらうと効率的です。

ステップ4:志望動機を用意して応募・面接

「なぜITエンジニアになりたいか」「学ぶ意欲」を伝えられれば、未経験でも十分戦えます。書き方の型は志望動機の書き方、面接で聞かれる質問と答え方は転職面接でよく聞かれる質問15選で解説しています。

なお、未経験スタートの給与は控えめなことが多い点は、あらかじめ知っておきましょう。研修期間中はとくにその傾向があります。スキルと実績を積んで上げていく職種だと考えると、期待とのギャップが起きにくくなります。

未経験IT転職でやりがちな失敗と回避法

NG1:完璧にスキルを身につけてから、と先延ばしにする

「もっと勉強してから」と考えているうちに、時間だけが過ぎがち。ある程度学んだら、求人を見ながら進めるほうが早く形になります。

NG2:教育体制や配属先を確かめないまま決める

IT業界は、同じ「未経験歓迎」でも研修の中身や配属先が会社ごとに違います。求人票や面接で分からないところは、応募する前に確かめましょう。具体的なチェックポイントはブラック企業の見分け方にまとめています。

NG3:職種を「開発」だけに絞りすぎる

未経験には入りにくい求人ばかり見て挫折することも。インフラやテストなど、入りやすい職種も視野に入れると道が開けます。

使うべきサービス

未経験からのIT転職は、IT系の求人を扱う就職エージェントに相談する手もあります。求人票だけでは分からない教育体制や配属先の実態を、応募する前に聞けます。ただし、タダではありません。エージェントは採用が決まった企業から報酬を受け取っています。面談の時間も取られますし、合わなければ断る手間もかかります。その手間に見合うだけ選択肢が広がるかで決めてください。

相談先を選ぶ前に、2社の対象条件を確かめてください。UZUZが対象にしているのは20代の第二新卒・既卒・フリーターで、面談はオンラインなので住んでいる場所を問いません。年齢と学歴の具体的な条件は公表されていません。第二新卒エージェントneoの対象は19歳〜29歳で、第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターが前提です。面談拠点は東京・大阪・名古屋・福岡の4か所です。(出典:UZUZ第二新卒エージェントneo/2026年9月7日確認)。どちらにも当てはまらないなら、未経験からIT職を扱う別のサービスを探してください。

担当者との相性もあるので、2社ほど登録して比べるのがおすすめです。

各社を横並びで見たいときは転職エージェントおすすめ7選へ。

未経験IT転職のチェックリスト

  • 目指す職種の方向性をざっくり決めた
  • 無料教材でITの基礎に少し触れてみた
  • 「未経験歓迎+研修あり」の求人に絞る
  • 教育体制・労働環境をエージェントに確認する
  • 「なぜITか・学ぶ意欲」を志望動機にまとめた

よくある質問

Q. 文系・パソコンが得意でなくても大丈夫?
A. 大丈夫です。文系出身のエンジニアは多く、入社後の研修で学べる会社もあります。大切なのは学ぶ意欲です。

Q. プログラミングスクールには通うべき?
A. 必須ではありません。独学や、入社後研修で学ぶ道もあります。時間や費用と相談して、自分に合うルートを選びましょう。

Q. 20代後半・未経験でも間に合いますか?
A. 間に合います。未経験歓迎と明記した求人もあります。迷っている時間より、一歩踏み出すほうが早いです。

まとめ

IT業界は人材不足を背景に、未経験の若手を積極的に受け入れています。20代なら、文系・未経験からでもITエンジニアを十分に目指せます。カギは、入りやすい職種も視野に入れ、教育体制の整った会社を選ぶこと。求人選びで分からないところは、応募する前に聞いて確かめられます。まずは無料相談から、最初の一歩を踏み出してみてください。

転職活動そのものの全体像は転職活動の進め方、フリーターから目指す人はフリーターから正社員になるには、既卒の人は既卒から正社員になる方法もあわせてご覧ください。

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